時刻表時計は仙石浩明さん作成の TimeTable Viewer 1.3 を Fossil/Abacus Wrist PDA の時計モードで使えるように HalWatch のモジュールとして移植したものです。概要
・時刻表時計は Wrist PDA の時計モードで動作し,次の列車までの時間をリアルタイムに表示し続けます。
つまり一切の操作を行わなくても,腕時計を見るだけで発車までの時間をいつでも確認できます。
・Wrist PDA 時計モードの制限により秒単位の表示は出来ません。残り時間の秒の単位は切り捨てて表示されます。
・時刻表時計を使うには TimeTable Viewer 1.3 および HalWatch のインストールと設定が必要です。
・時刻表時計を使う前に,最低でも一度はオリジナルの TimeTable Viewer 1.3 の時刻表表示画面を開いておく必要があります。
(路線選択について TimeTable Viewer の履歴情報に依存しているため)
・時計モードのままでもある程度の操作(路線,表示形式,備考絞込みの切り替え)が可能です。
・時刻表時計はオリジナルの TimeTable Viewer の設定を利用して動作しますが,時刻表時計の設定がオリジナルの動作に影響を与えることはありません。
・TimeTable Viewer 1.3 は DA TrainTime と上位互換らしいので(その移植版である時刻表時計でも)時刻表データは共有できるかも知れません。
(未確認ですが,TimeTable Viewer,DA TrainTime,時刻表時計の三者でデータを共有できるかも知れないということです)
更新履歴
・2006/3/4 暫定版1
・2006/3/12 暫定版2
・2006/3/25 ver 0.3b
ダウンロードと配布条件
オリジナルの TimeTable Viewer 1.3 が GPL に準じたフリーソフトとして公開されていますので,本ソフトも GPL に準じます。
このソフトウェアは一切無保証です。いかなる損害に対しても私は責任を負えません。
インストールする前にバックアップを取っておくことを強くお勧めします。
ダウンロード:
時刻表時計 → hwvTimeTable_0.3b.zip (86 KB)
HalWatch → HalWatch_0.7b.zip (87 KB)
バグなどありましたら,最新のエントリにコメント/このエントリにコメント/私にメール,等どのような手段でもいいので是非お知らせください。
左側に時刻表時計の画面,右に TimeTable Viewer の画面
を表示して説明しています。
表示形式
三通りの表示形式を切り替え可能です。
・TimeTable Viewer 形式

オリジナルの TimeTable Viewerの表示に近い表示形式
オリジナルで“表”の行数を変更しておけば,
時刻表時計でもその行数で表示されます。
・TimeTable Viewer 三行形式
オリジナルの TimeTable Viewerの表示に近い形式だが
上部の“表”をオリジナルの設定を
無視して三行に固定した表示形式
・TrainTime 形式
(DA)TrainTime に似た表示形式
“表”の右側にある縦のバーはバッテリ残量の表示です。
見ての通りですが,先発列車は一回り大きなフォントで表示しています
例えば左のような設定ならバックライト点灯状態で RockerUp を行えばこれら3つの表示形式が順次切り替わります。
特大フォント表示
時刻表時計の大きな残り時間表示は,
オリジナルの TimeTable Viewer の
表示/非表示設定に従います。
この表示切替は時刻表時計からは出来ません。設定変更はオリジナルで行ってください。
“履歴”と“項目”
オリジナルの TimeTable Viewer において路線を切り替える方法は“履歴”と“項目”の2つがあります。
時刻表時計でもこれらの情報に基づいて表示する路線を切り替えることが出来ます。
“履歴”

オリジナルの TimeTable Viewer の時刻表表示画面において
上部の三角ボタンをタップするか,
またはメニューから/F,/Bを実行すると,
これまでに開いた時刻表に順番に切り替わります。
この仕組みを(勝手に)“履歴”と呼ぶことにします。
例えば左のような設定なら RockerUp で“履歴”の一つ前の路線に切り替え,RockerDown で“履歴”の一つ次の路線に切り替えます

“履歴”を削除するにはオリジナルにおいて
一旦“全てDBへ移動”を実行し
さらに“全てメモ帳へ移動”を実行すればいいようです。
但し特定の“履歴”を選択削除することは出来ず
一括削除のみ可能なようです。
“項目”

オリジナルの時刻表表示画面において
メニューから/1〜/8を実行すると
“項目”が切り替えられ,表示する路線が変わります。
例えば左のような設定なら RockerUp で“項目”の一つ前の路線に切り替え,RockerDown で“項目”の一つ次の路線に切り替えます。

“項目”を削除するにはオリジナルにおいて
時刻表選択画面の下のほうから
削除したい項目を選択し
[登録解除]をタップすれば
選択的に削除可能なようです
“履歴”と“項目”のどちらが便利か
“履歴”では,列車選択モード(自動選択/手動選択)の情報も保持されます。また同じ路線でも別個の履歴として保存されます。
この特徴を利用して,履歴2番では路線Aの 7:10 発の列車を手動選択しておき,履歴4番には路線Aを列車自動選択モードで記憶させておくことが可能。
こうしておいて,普段は履歴2番を表示しておけば 7:10 以前に列車が存在していても常に 7:10 の列車までの残り時間を確認することができます。
またその列車に乗り遅れたりした場合でも(ロッカーキー操作で)履歴4番の表示に切り替えれば,その路線の直近の列車までの時間がすぐに確認できます。
しかし上に述べたように不要な履歴を登録してしまった場合には特定の履歴だけを削除することが出来ず,一括削除しなければならないようです。
一方“項目”は個別に削除できますが,列車選択モードは常に自動選択になってしまうので上のような活用ができません。
ということで一長一短なのでお好みな方を使ってください。
備考絞込み表示
“ 備考絞り込み”について詳しくはオリジナルの TimeTable Viewer の説明(TimeTable.ja.txt)を読んでください。
簡単に言うと一つの路線に複数の行き先がある場合に,表示する列車を備考に基づいて絞り込むことができる機能のようです。

オリジナルの TimeTable Viewer では
特定の備考を持つ列車だけの表示に絞り込むことが出来る。
時刻表時計でもオリジナルで選択された備考に従って備考絞込み表示および絞込みのオン/オフが可能。
例えば左のような設定なら RockerDown を行う度に備考絞込みモードがトグルします。
時刻表時計だけではモードの切り替えは出来ても絞り込む対象の備考を選択することは出来ないので,オリジナルのほうでよく使う備考で絞込みをしておき,必要に応じて時刻表時計で絞込みの有効/無効を切り替えるのが実用的だと思います。
注:オリジナルの仕様として絞り込みモードを切り替えると自動的に列車選択が自動モードに移行します。
これを利用して(絞り込みモードを切り替えることにより)列車指定を選択モードから自動モードにすることも出来ます。
ボタン操作のまとめ
[RockerUp] : “履歴”に従って,表示する路線を一つ前に戻します。
[RockerDown] : “履歴”に従って,表示する路線を一つ次に進めます。
[特殊1] : “項目”の番号を一つ進め,その項目の路線を表示します。
[特殊2] : “項目”の番号を一つ戻し,その項目の路線を表示します。
[特殊3] : 表示形式(TimeTable Viewer, 三行,TrainTime)を切り替えます。
[特殊4] : 備考絞込みモードを切り替えます。列車選択は自動選択になります。
時刻表データについて
時刻表時計は TimeTable Viewer 1.3 の移植版なので,読み込めるデータ形式はオリジナルのそれと同じです。
データの詳細な形式については私は把握していませんので質問されてもお答えできないと思います。
但し,もし TimeTable Viewer 1.3 で読み込めるのに時刻表時計で正しく表示できないデータがありましたらお知らせ下さい。
参考までに,のん太のホムペのnTak(のん太)さん作の Windows 用プログラム TrainConv Explorer で作成したデータは(私が試した範囲では) TimeTable Viewer 1.3 でも利用できるようです。
謝辞
最後になりましたが,オリジナルの TimeTable Viewer 1.3 を作成されソースを公開されている作者の仙石浩明さま,ありがとうございました。
また暫定版について御意見を下さった CafeAuLait, さん,ocean25 さん,お付き合い下さりありがとうございました。