ENGLISH page is HERE
Fossil/Abacus Wrist PDA with Palm OS 用のランチャーソフト HalLaunch ver. 0.3 beta を公開します。ちなみにバージョンアップ版では無くて新規公開です。
主な特徴・本体右側の5つのハードボタンでアプリ起動
・HalLaunch 自体の起動はボタンの長押しで行う
・時計モードからの復帰時に自動起動するように設定可
・複数のコマンドページの切り替え可能
・普通のアプリ以外のパネルアプリ,DAも登録可能(制限あり。後述)
・すぐに時計モードに移行させる等のちょっとした特殊機能
始めの3つの特徴により大抵の状況下(他のアプリ起動中や時計モード)から,最低ハードウェアボタンを2回押すことで登録したアプリを起動できるようになります。
以下ダウンロード先と使い方の説明です。
ダウンロードと配布条件等
基本的にフリーウェアです。但し寄付は歓迎です(詳しくはアーカイブの中の ReadMe 参照)。
再配布については事前に御連絡下さい(連絡先は ReadMe に書いてあります)。
このソフトウェアは一切無保証です。本ソフトを使用することで生じたいかなる損害,損失などについても私 HAL は一切の責任を負えません。使用に当たっては自己責任でお願いします。
[05/6/30 追記] 最新版をこちらで公開しています。
インストールとアンインストール
アーカイブの中の HalLaunch_J.prc (または英語版の HalLaunch_E.prc)を WristPDA に普通にインストールして下さい。
アンインストールする場合には,後述する長押し機能または時計からの復帰時起動機能をオンにしている場合は必ずオフにしてから本プログラムを削除して下さい。
基本的な使い方
普通,WristPDA の右側に並んでいる PageUp, RockerUp, RockerEnter, RockerDown, PageDown のキーは項目の移動(と決定)に使われると思います。しかし本アプリではこれらを移動手段ではなく,5つのボタンとみなしてそれぞれのキーにアプリを割り当てることで素早いアプリの起動を可能にします。
この画面の例ではPageUpキーを押すと Palm君1号 が起動し,
Rockerキーを下に倒すと時計モードに移行します。
まあちょっと特異な操作方法という感じもしますが,いわゆるアプリケーションボタンの無い本機において,ボタンでアプリの起動をさせたい時の解法の一つと思って下さい。
で,これだけではわざわざ標準のランチャーから HalLaunch を起動しないとボタン押しでアプリを起動することができないのであまり意味がありません。HalLaunch の特徴は以下に述べる本アプリ自体の起動方法にあります。
起動方法の設定
メイン画面の左上の“起動設定”ボタンをタップすると次の画面が開きます。

“時計からの復帰時に自動起動”をオンにすると,時計モードからPDAモードに復帰する時に HalLaunch が自動的に起動するようになります。
この場合時計モードから復帰するために RockerEnter を一回押し,次に HalLaunch 上で目的のアプリを起動するためにどれかのキーを一回押す,都合二回のキー押しでアプリが起動できるというわけです。
“キーの長押しで起動”をオンにすると選択したキー(デフォルトでは PageDown)を指定時間(デフォルトは900ミリ秒)押し続けることで HalLaunch を起動します。この機能のオンオフを切り替えるにはソフトリセットが必要です(オンオフボタンを押すと確認ダイアログが出ます)。
この機能が有効になっていれば他のアプリ起動中であっても PageDown キーを長押し(一回目)すれば HalLaunch が起動するので,HalLaunch 上で目的のアプリを起動するためのにどれかのキーを押せば(二回目)良いわけです。
但し,この機能を有効にするとそのキーではどのアプリ上であってもキーリピートイベントが発生しなくなります。機能を PageDown に割り振っていて,あるアプリが PageDown を押しっぱなしにすることでしか実行できない機能を持っていた場合にはその機能が使えなくなってしまいます。またゲームなどで,SysHandleEvent() の前にキーイベントを処理しているようなアプリの場合キーの長押しで HalLaunch を起動する機能は(そのアプリ実行中は)無効になります。
アプリの割り当てを変更する
それぞれのキーに割り当てるアプリを編集するには,メイン画面で“割当変更”ボタンをタップして下さい。以下の画面が開きます。
ここでは例として RockerUp キーに HotTime を割り当てる手順を説明します。1)機能カテゴリ選択ボタンで Appl を選択する。
2)すると機能リストにそのカテゴリの機能(ここではアプリ名)一覧が表示されるので,HotTime を選択する。
3)RockerUp に対応する割り当てボタンを押して割り当て完了。
なお,機能カテゴリには4種類ありますのでそれぞれ簡単に説明します。
Appl:普通のアプリです。不可視属性のものもリストアップされます。複数の Fossil 用の時計アプリはそれぞれちゃんと別物としてリストアップされます。
Panl:Preference に表示される個々のパネルアプリです。但し,パネルアプリがちゃんと作られていないと起動できません。これはパネルアプリ側の問題です。例えば General パネルは起動できますが,WristPDA パネルは出来ません。
[05/5/16追記] この説明は間違いでした。ver 0.3b のバグでした。ver 0.6b 以降では修正したのでどのパネルアプリも起動できます。
DA:一応 DA を起動できます。但し,HalLaunch 自身は普通のアプリであっていわゆる DA ランチャとして作られていないため(例えば入力支援系などの)一部の DA を起動しても意味は無いです。でも環境設定系,情報表示系の DA を起動できる意味はあると思ったので実装してあります。
Spcl:特殊機能。以下の3つがあります。
・時計モード:Auto-Off Time によらず直ちに時計モードに移行します
・画面オフ:画面を消去します。多分普通の電源オフに相当すると思います(確証なし)
・リセット:リセットします
これらの機能は実験的なものです。それぞれ何かしらのトラブルが起きる可能性があります。特にリセットはボタンを押しながら行うとハードリセットになったりデバッグリセットになったりするので大変危険です。これら機能の使用に当たっては十分注意して下さい。なにか損害を受けても私は責任を負えません。
複数のページを使う
使用するページ数の変更
まずメイン画面で“割当変更”ボタンをタップして編集画面を開き,上のほうにあるページインジケーターボタンを押してください。このボタンは“現在のページ番号/総ページ数”を表示するインジケーターであると同時にページ数編集画面を開くボタンでもあります。
ページ数編集画面が開くのでここでページ数を変更してください。最大ページ数は32となっていますが特に意味のある数字ではありません。原理上一つのアプリが保持できるプリファレンス数の限界まで増やせるはずですが実用的ではないのでとりあえず上限を32にしてあるだけです。実用上は1ページがベスト,そうでなくても3〜4ページ以内に抑えたほうがいいと思います。
編集画面でのページの移動
ページインジケーターの左右の三角をタップして下さい。
メイン画面でのページ移動
メイン画面でのページ移動は画面上のボタンタップで次ページへ移動や前ページへ移動が出来ます。しかし,本アプリのコンセプトはハードキーの操作だけでアプリを起動することですからこの方法はあまり推奨しません。
起動設定のところでキーの長押しによる HalLaunch の起動を有効にしてあれば,HalLaunch 上で指定キーを長押しすることでページ移動が行えます。こちらがお勧めです。
使ってみてもらえば分かると思いますが,HalLaunch 起動のために他のアプリ上でキーの長押しをし,そのまま保持していれば HalLaunch ではコマンドページが切り替わっていきますから目的のページになるまで保持して,そこでアプリの起動キーを押せば良いのです。このページ切り替えを伴う場合でも(長押し時間の長短はありますが)ボタンを押す回数は二回で済みます。
最後に
使って頂けた方はバグなど見つけましたら是非お知らせ下さい。このエントリにコメントとして報告していただけるとありがたいです。また使い方でよくわからない点があればそれも是非御指摘ください。
以前のエントリにひぐちさんから頂いたアドバイスは大変参考になりました。改めて御礼申し上げます。